博物館教育論(MB601-MS07)

(Museum Education)
基本情報
授業科目区分 単位数 コマ数 開講時期 科目コード 必要授業時間外学習時間
学芸員養成課程・ 博物館に関する科目・ 講義科目 2 15 2年次  後期 60時間
担当教員 所属講座・研究室 連絡先等
●藤原 政行 fujiwara.masayuki@nihon-u.ac.jp
実務経験のある教員
資格取得コースとの関係
教職課程
学芸員養成課程 博物館法および博物館法施行規則に定める授業科目
食品衛生管理者・監視員資格
自然再生士補
授業の目的 学習・教育目標との対応

博物館教育の概念、歴史、教育理論、学習論等について、基礎的な事項を理解することを目標とする。具体的には、

①博物館教育についての基本的な考え方について理解できること。

②博物館教育における学習方法・形態について理解できること。

③博物館における展示の意義・種類・留意事項について理解できること。

A: 多面的思考能力
B: 自然科学の基礎知識・理論
C: 専門分野の知識・技術
D: 問題解決能力
E: 実務能力
F: コミュニケーション能力
G: 技術者倫理
H: 継続的学習能力
授業の概要(内容・方法)

博物館教育についての概念、歴史を概観し、博物館教育における対象と学習形態及び博物館における展示の教育的意義について考察する。

教科書・参考書
書名 著者・編者 出版社 値段(円)
教科書 授業中に資料を配布する。
学生の到達目標 学習・教育
目標との対応
1. 博物館教育の概念・歴史について基礎的な事項を説明できる。 目標AC
2. 博物館教育における学習方法・形態について説明できる。 目標AH
3. 博物館における展示の意義・種類・留意事項について説明できる。 目標CH
到達度の評価
評価方法・評価基準・フィードバックの方法

試験(70%)、レポート(30%)により、上記目標に対する到達度を総合的に評価する

評価基準: レポート及び授業内試験においては、博物館教育論の諸問題について、その背景及び解決策等を具体的に述べていること。
フィードバックの方法: レポート提出後に講評を行う。また、授業内試験においては、終了後に試験問題の解説を行う。
学習支援情報・その他注意等
  1. 授業中に印刷物を配布する。
授業計画
実施項目 各回の学習内容と学習課題
1

1.博物館教育の概念-1

  (博物館の主要機能)

博物館法の規定、博物館の定義、博物館設置の現状と設置数の推移、社会教育施設としての博物館、博物館の教育的機能について解説し、博物館の主要機能について理解する。

【予習】

様々な博物館等の教育活動について、学習しておくこと。講義内容の専門用語の意味を調べておくこと。(60分)

【復習】

講義内容の復習と整理(60分)

2

1.博物館教育の概念-2

 (博物館法に定められている博物館)

登録博物館(博物館の登録・申請及び登録要件)、博物館相当施設(相当施設の指定・申請及び指定要件)、博物館類似施設、博物館法に定められている博物館について解説し、博物館教育の概念について理解する。

【予習】

様々な博物館等の教育活動について、学習しておくこと。講義内容の専門用語の意味を調べておくこと。(60分)

【復習】

講義内容の復習と整理(60分)

3

1.博物館教育の概念-3

 (利用者主体の博物館)

展示物の鑑賞、博物館教育プログラムへの参加、展覧会企画への応募など博物館の多様な機能を活用している利用者の在り方について解説し、博物館教育の概念について理解する。

【予習】

様々な博物館等の教育活動について、学習しておくこと。講義内容の専門用語の意味等を調べておくこと。(60分)

【復習】

授業内容の復習と整理(60分)

4

1.博物館教育の概念-4

 (博物館教育活動の教育的意義)

博物館教育活動の教育的な意義について解説し、博物館教育の概念について理解する。

【予習】

様々な博物館等の教育活動について、学習しておくこと。講義内容の専門用語の意味等を調べておくこと。(60分)

【復習】

講義内容に関する聞き取りを行うので、整理しておくこと。(60分)

5

2.博物館教育の歴史-1

 (博物館教育の歴史を学ぶ意義)

今後の博物館のあるべき姿を展望するため博物館教育の歴史とその方法論について解説し、博物館教育の歴史を学ぶ意義について理解する。

【予習】

博物館の教育活動の変遷・在り方について学習しておくこと。(60分)

【復習】

講義内容の復習と整理(60分)

6

2.博物館教育の歴史-2

 (ICOM-国際博物館会議-の博物館の定義の変遷 ①1951年・1962年の定義)

憲章・定款にみられる定義の比較

1951年の博物館の定義(博物館の目的)、1962年の博物館の定義(博物館の目的・資料の概念・目的実現の方法)の変更点について解説し、博物館教育の歴史を学ぶ意義について理解する。

【予習】

ICOM(国際博物館会議)の主な活動内容・組織等について学習しておくこと。(60分)

【復習】

講義内容の復習と整理(60分)

7

2.博物館教育の歴史-3

 (ICOM-国際博物館会議-の博物館の定義の変遷 ②1974年の定義変更の社会的要因)

1974年の定義の具体的変更点

1974年の博物館の定義(博物館の目的及び使命・博物館の機能の充実)が博物館教育の歴史上重要な理由について解説し、博物館教育の歴史を学ぶ意義について理解する。

【予習】

ICOM(国際博物館会議)の主な活動内容・組織等について学習しておくこと。(60分)

【復習】

講義内容の復習と整理(60分)

8

2.博物館教育の歴史-4

  (日本における博物館教育の歴史の系譜)

博物館学の発展・研究の歴史的過程

博物館概念の転換の社会的要因、生涯教育概念の登場から日本における博物館教育の歴史について解説し、博物館教育の歴史を学ぶ意義について理解する。

【予習】

日本における博物館の教育活動の在り方について学習しておくこと。(60分)

【復習】

講義内容の復習と整理(60分)

9

2.博物館教育の歴史-5

  (1970年代から1990年代の日本の博物館教育の歴史)

博物館の目的・機能・専門性からみた博物館教育の歴史と現状

倉田公裕の博物館の目的、椎名仙卓の博物館の4つの機能、伊藤寿朗の博物館三世代論などから日本の博物館教育の歴史と現状について解説し、博物館教育の歴史を学ぶ意義について理解する。

【予習】

日本における博物館の教育活動の在り方について学習しておくこと。(60分)

【復習】

講義内容に関する聞き取りを行うので、整理しておくこと。(60分)

10

3.博物館教育における対象と学習方法-1

 (教育の対象集団と学習方法-利用者主体の学習方法-)

博物館が利用者に教育機会を提供する場合の対象集団と学習形態について解説し、利用者主体の学習方法について理解する。

【予習】

様々な学習方法について学習しておくこと。(60分)

【復習】

講義内容の復習と整理(60分)

11

3.博物館教育における対象と学習方法-2

  (教育の対象集団と学習方法-課題解決型学習-)

課題解決型学習の概念・ねらい・教授内容・基本過程について解説し、様々な学習方法を理解する。

【予習】

様々な学習の方法について学習しておくこと。(60分)

【復習】

講義内容に関する聞き取りを行うので、整理しておくこと。(60分)

12

3.博物館教育における対象と学習形態-3

 (教育の対象集団と学習形態-個人学習・集団学習-)

個人学習・集団学習などの特徴・長所・短所について解説し、様々な学習形態を理解する。

【予習】

様々な学習の形態について学習しておくこと。(60分)

【復習】

講義内容に関する聞き取りを行うので、整理しておくこと。(60分)

13

4.博物館における展示の教育的意義-1

  (展示の本質)

博物館における展示の在り方・展示と陳列の違いについて解説し、その本質を理解する。

【予習】

博物館の展示の在り方について学習しておくこと。(60分)

【復習】

講義内容の復習と整理(60分)

14

4.博物館における展示の教育的意義-2

  (展示の種類)

展示の原理、展示づくりの目的など博物館における展示の在り方について解説し、その種類について理解する。

【予習】

博物館の展示の在り方について学習しておくこと。(60分)

【復習】

講義内容の復習と整理(60分)

15

4.博物館における展示の教育的意義-3

 (展示についての留意点)

資料の観察力を養う展示、資料を比較させる展示などについて解説し、博物館における展示の留意点について理解する。

【予習】

博物館の展示の在り方について学習しておくこと。(60分)

【復習】

講義内容に関する聞き取りを行うので、整理しておくこと。(60分)